現在、温存ビンテージシリーズを放出中なので、ご注意ください。
 
猫の小箱に続き、インドのペーパーマッシュの丸小箱です。これもまた、もうビンテージ品と言っても過言ではないほど、長い間大事に温存していた出すか迷った (この期に及んでまだ迷う) 逸品です。

猫のところにも書いていますが、アジアスキーの方なら、ご存知の方も多いと思います、インドのペーパーマッシュの小箱になります。インドのカシミール地方の伝統的な工芸品である、このペーパーマッシュは、上質の紙粘土を手作りで作成し、そこから一つ一つを手作り・手描きで丁寧に制作。なので作者の技量によってクオリティが異なるため、上質のものは、工芸品並みの価格をつけます。逆に言えば、作者の技量でとんでもないものができるということです。実際に、とんでもないものも目にしたりします。この丸い小箱は、見ていただければおわかりのとおり、小さいながらも作者の気合の入れ方がうかがえる逸品。色合い、筆運びを写真でご覧ください。また、経年による色の落ち着き具合が上品な風合いをだしています。

ただ、私が思うに、このペーパーマッシュの弱点は、内部の仕上げが雑なこと。これは、高価なものでも内部の仕上げのクオリティは、ほぼ同じなので「そういう仕様」といわれるとそれまでなのですが、外側の美しさを少しでも内側に反映させ用と思わないのはなぜか？とというのは、私の長年の謎の一つです。

ということで、こちらの小箱は1点のみです。気に入っていただけるようでしたら、どうぞ末永くお手元においてかわいがってあげてくださいませ。

※この商品は、スーパーハンドメイドです。写真をしっかりご確認ください。上記にもありますが、内側の仕上げは雑です。店主が気がついていない擦れや小傷もあるかもしれません。それらを予めご了承いただき、ご購入をご検討ください。